葬儀を執り行うにあたって、気になることのひとつに費用がどのくらいかかるのかということがあるでしょう。
葬儀の費用は大きく分けて
①葬儀一式の費用
②飲食等おもてなしの費用
③宗教者へのお礼の費用
の3要素からなります。
「①葬儀一式の費用」は、通夜から葬儀、火葬まで執り行うためのものです。祭壇の設営費、棺、骨壺、ドライアイス、霊柩車の使用料などが含まれます。
「②飲食等おもてなしの費用」は、通夜振る舞い、精進落としなどの飲食の他、会葬者へのお礼の会葬返礼品などが含まれます。
「③宗教者へのお礼の費用」は、仏式の場合、寺院へのお布施や御車代、御膳料がこれにあたります。
葬儀の費用はこれら3つの費用すべてを含めたもので、お墓や仏壇を購入すれば出費はさらに大きくなります。葬儀一式の費用やおもてなし費用は葬儀の規模でも変わります。
最近では少人数で行う家族葬が増えており、葬儀にかかる費用も減少傾向にあります。また火葬式やお別れ式といった僧侶を呼ばない葬儀形態も増えてきており葬儀の小規模化がさらに進んでいます。
葬儀費用を納得のいくものにするためにも、葬儀社から事前に見積もりを取り、よく相談することをおおすめします。